腕時計を右手に付ける意味について
先日、電車に乗っているときに気がついた。
両隣の男性が腕時計を右手に付けていたのだ。
自分は腕時計を付けることが当たり前となっている。現代の若者は腕時計に興味がない、付けない、買わないとよく言われているが何故なのかさっぱり分からない。
両隣の男性はどちらも若い人でおそらく学生で、腕時計を付けていて珍しいなと思ったのだが、どちらも右手に付けていたのだから驚きである。
単純に左利きだから右手に付けるということもあるだろうが、日本人の左利きの割合は11%で、単純計算すると両隣の人がどちらも左利きである確率は1.2%である。
そこで自分は「もしかして最近の流行は右手に腕時計を付けることなのか」と考え調べてみたが、そんな流行は存在しなかった。
右手に腕時計を付けている著名人の理由を調べてみると、
木村拓哉さんの「右手に腕時計は平和の象徴」という意見や、
お笑い芸人がツッコミや掛け合いをする際、頭を叩く場合などに腕時計が相方の頭にぶつからないようにする配慮などの理由が見つかった。
そのまま調べ続けていると面白い意見が見つかった。
広告代理店で働いている人の意見なのだが、
「腕時計をあえて右手に付けていることで、話しかけてもらえる」というものだ。
広告代理店で働いているだけあって、さすがのコミュニケーションスキルだと感じた。
目立つために付けるのかと感心した。
ホステスやモデルの人などには非常に有用なことなのではないかと思った。
目立ちたがり屋や奇抜なことが好きな人は右手に腕時計を付けるのという自己表現もあると知ることができた。
さて、僕も奇をてらって右手に腕時計を付けてみるか。