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24時間テレビとかいう感動ポルノ番組はどの層に受けているのだろうか

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2018年の今年もそろそろ24時間テレビの放送が始まる日が近づいてきましたね。

 

日本テレビで毎年8月下旬に放送されている『24時間テレビ』は、1978年にキャッチフレーズ「愛は地球を救う」とし、チャリティー番組として誕生しました。

 

番組内容は、年ごとに設定されているメインテーマに基づいて、障害者や被災者、難病患者など健常者に限定せずに、チャリティーマラソンやドラマ、ドキュメンタリー、挑戦企画などを中心として構成されています。

 

昨年の平均視聴率は18.6%と好調が続いてますが募金額は昨年より1億円以上少ない1億2,902万958円となっています。

 

募金額の減少につながった要因としては、「感動ポルノ」という言葉が一般的になってきたために嫌悪感を抱き始めたためなどと推測できます。

 

「感動ポルノ」がよくわからない人のために説明すると

身体障害者が物事に取り組み奮闘する姿が、健常者に感動をもたらすコンテンツとして消費されている、と指摘・批判する意味で用いられている言葉である。

簡単に言うと、障害者を健常者の利益のために活用し、健常者をいい気分にさせるために障害者を利用対象としてモノ扱いする行為のことである。

 

昨今の24時間テレビへの批判

「障害者の活躍の場」として使われてきた24時間テレビだが、「障害者を見世物」にしているのではないかという批判はかなり前からあったが、ここ最近になってそのような批判が増えてきています。

 

というのも、ネット社会の拡大などさまざまな理由が挙げられるが、やはり2016、17年と24時間テレビのの裏番組としてNHKで放送されている「バリバラ」の影響が強いのではないかと推測されます。

 

「バリバラ」は通年放送されていますが、24時間テレビの裏番組の回には、感動ポルノという言葉が紹介され、明らかに24時間テレビを意識しているような内容でした。

 

 

このようなこともあって24時間テレビの批判が増えていきました。

 

24時間テレビはどの層に受けているのだろうか

ここからは僕の考えです。

年々批判が増えていっている24時間テレビですが、この番組びっくりするくらい面白くないし、くだらないし、見てて不快な気分になりますし誰が好き好んで見ているのか不思議でしょうがないんですよね。

 

募金額も激減してますし、感動ポルノ物語を放送する意味はあるのでしょうか。

 

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出典 NHK バリバラ 【生放送】検証!「障害者×感動」の方程式

 

この円グラフを見ると健常者の好きの割合と障害者の好きの割合が随分と違うことがわかります。障害者は自分が特別によいしょされることを望んでいないことが明白ですね。

 

24時間テレビでは障害者は健常者を感動させるためのモノのように使われているのもほんとうに不快です。

 

まず障害者ががんばっているのを見ても特別何か感じるわけでもないのに、無理やり何かを達成させて感動させようとしているのが違いますよね。

 

こんな考えから、誰が感動ポルノを好き好んでみているのか不思議でたまらないのです。そこで今年は、感動ポルノを見て喜んでいる健常者の考えをしっかりと聞きたいと思いました。

 

今年の24時間テレビにどのような声が集まるのか楽しみですね。